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2024.11.26 - 
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過去の清算 その意味は

2013.09.03 - PSO2
かぁーなぁーしぃーみぃのぉーーむぅーこぉーおーえとぉー
あるうぃーてぇーゆーけぇーるぅーなぁーらぁー


断ち切らなければならないものは、いつか、ではなく、誰かが、でもない。
配点:不器用


というわけでSSも合わせて続きに乗せときます。

*ネタバレ注意!*

拍手[0回]


キャンプシップで移動中、アキから連絡が入る。
前々から言われていたことなので、現地に移動。


アキに呼ばれた通り、龍祭壇へと降り立つ。
そこで聞かされた話は、コ・レラからの依頼だった。

どうやら一番上のロ・カミツという方と、連絡が取れなくなっているらしい。
ダーカーの反応もあるから、護衛を頼みたい…とのことだろう。

だが、アキは他になにか心配事があるようだ。
それが何なのかはこの時はまだ知らない。


捜索の途中で、クーナに出会う。


それにしても、なぜ主人公は迷彩で姿を隠すクーナに気付けるのか…。
まぁ、今考えても栓の無い事であろう。


透刃マイ…?
六亡均衡がそれぞれ持つ武器のようなものだろうか。
そういえば、クラリッサもなんか持っていたな…。
他の人も持っているのだろうか。

クーナは龍は肉体が死んでも魂は転生するという言い伝えを聞き、
ハドレットを想い、ここに来ていたようだ。

そして、クーナはある違和感に気付く。
それは、アキが”知りすぎている”ということ。
ただの研究者はそこにたどり着く前に普通は”消されてしまう”ということの裏返しなのだろう。
そして、もともとの目的であったロ・カミツ捜索を再開しながら、アキは過去を語りだすのであった…。
クーナの冷たい視線を一身に受けながら。

そして、アキは語りだす。
自身が造龍の誕生の一部を担ってしまっていたこと。

アキは昔、研究機関である、「虚空機関(ボイド)」に所属するいち研究員だった。
若いころのアキは、ただただ業績を追い求めた。
それが、アークスの未来に繋がると信じて。
強い体に強い力が宿る、だからそれらを持つ龍族を研究してきた。


そのためにはいかなる犠牲もいとわなかった。
だが、それがいい方向へといくわけがなかった。

クーナは激昂する。
その結果が私たちだと。
だから研究者は嫌いなのだと。
アキはその言葉にわかっている、と頷く。


何もかもが遅かったんだ…。
こちらからでは表情は見れないが、それでも悲しみの深さは伝わってくる。
自分のせいで、起こってしまった事に。
取り返しのつかなくなってしまった事に。

だから、今まで龍族に対して行ってきたことのほぼすべてが拭いきれない罪の意識。
贖罪とも呼べない贖罪を続けてきたのである。

そして、すべて話したとばかりにこちらに振り返らずに歩き始めるアキ。
それを、クーナはどこか苛立ちに似た瞳でみるのであった。


そして、進むこと数刻。
奥地にたどり着くと、そこには浸食されたエクス・ドラゴンがいた。
完全に意識は無いようでこちらに敵意をむき出ししている。
だがなぜか、アキはふらふらと無防備にその前に歩き出す。


「私は、死に場所を求めていたのかもしれない…」
そうつぶやくアキ、瞳には力が無く、クーナの声にも反応しなかった。

そして、凶刃がアキを襲うー
アキは、静かに目をつむりー


ドンッという音と共に横に投げ飛ばされるアキ。
え、と前を向くと二人が間に立っていた。
そして、怒りに満ちた表情のクーナがいた。


「贖罪で命を投げ出す?ばっかじゃないの!
 そんなことされたって、ハドレットは帰ってこない!
 実験されたって、生きていることはできる!私のように!
 適当な理由つけて、勝手に死ぬんじゃないわよ!」
涙ながらに、心の叫び。
アキは、自分がまた逃げていることに気が付いた。
また、昔と同じように理由をつけて、また―。
そんなことは、できない。
アキは立ち上がる、二度と同じ過ちを繰り返さないためにも。


そして、エクス・ドラゴンを倒すことに成功。
そのとき、奥からロ・カミツの声が。
声に導かれるままに奥へと進む。
すると、そこには。

龍族の長、ロ・カミツの姿が。
アキは、これまでの所業を正直に話した…、がすでに知られていて赦された上に、未来を見据えて生きろと励まされた。
納得のいかないアキは問おうとするが、あまりにすべて見透かされているのですっかり毒気が抜けてしまっていた。
 


どうやら、この場所は龍の魂の再集積所のようなところらしい。
魂となった龍族はここで新たに命を授かるという。


その話から、ハドレットの魂について質問するクーナ。
だが作られし龍についてはその限りではない、と返される。
落ち込みかけるクーナに、かの龍の最後は安寧だったと言い渡される。
それを聞き、静かにうつむくクーナであった。


話が終わり、さてどうするかといったところで、空から龍が降ってきた。
コ・レラである。
若い彼女は、勢い余って地面に突き刺さるが気にせず出てくる。

主が無事と知りはしゃぐコ・レラ。
クーナに警戒されていたが、気にもしていない様子。


キャンプシップに戻り、さっそく出て行こうとするクーナにアキが声をかける。
私を始末しなくていいのか、と。
裁きを受ける覚悟はできている…と。
クーナはそんなアキに対してこう返した。
だから研究者は嫌いなの、と。

そして、クーナは言い切る。
どうせなら、生きて償えと。生きて、罪を感じていろと。
それだけでは足りないというのなら…、

私と、あいつが好きだった歌を聞きに来なさいよねっ!

EPSODO2-2ーA 過去の清算 完


…後日

アイドルのクーナに出会う。
アイドルなのにお忍びで生きていかなければならない、と笑顔で語る。
アイドルをやる理由も保身のため。
有名になってしまえば、消すことも容易ではなくなると判断したためだ。

それと、クーナが所有している透刃マイは相手から認識されなくなると同時に、世界という認識から外れてとても稀薄な存在になってしまうらしい。
だから、普通の人からは忘れられやすくなってしまう。
忘れられたくない、一人でも多くの人に私を覚えていてもらいたい。
いつも気丈にふるまう彼女の脆い一面を見た気がした日となった…。

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シロクロ
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社会人
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ニコ動鑑賞、ネトゲ、TRPG(ほぼ初心者)
自己紹介:
中肉中背で真っ白肌などこにでもいる平凡メガネやろーです。
割とマジな色白で写真撮ると一人だけ白く輝いております。
マジで太ってきたな、お腹がドン!としてきた。。。


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