こんにちわ、こんばんわ
シロクロでっす。
今回、自分が読んだ本は、川上稔の速射王(上)。
この方、川上稔さんは、境界線のホライゾン(GENESIS)や終わりのクロニクル(AHEAD)、都市シリーズなどを手がけた作家さん。
自分は、クロニクルとホライゾンは全部ではないが、読んだことはあります。
巻数が増えるごとに厚くなっていく辞書のような小説。
上下巻に分かれてるくせに
1000ページを越すこともありました。
クロニクルや、ホライゾンを読んで思うことが、会話のテンポがものすごっく早いこと。
シリアスなシーンにちょいちょいギャグが入ること。
クロニクルでは、基本「個人vs個人」が多くて、ホライゾンはそれも合わせつつ、「国vs国」の国家間戦争や政治の絡みあいが細かいところまで行っているとこが印象的でした。
そしてどっちもいい感じに恋愛の話が入ってますね。
盛り上がり方が素晴らしいです。
いや、ほんと、
テンゾー爆発しろ!描写が細かいのでねぇ、ええ。イメージがとってもしやすいのです。
またどちらも男性側は基本的に自分の性癖に対してオープンなとことか。面白いですねぇ。
…
というわけで速射王(上)。
今回は、別段主人公がどうとか、戦争がどうとかの話は一切ありません。
普通に、普通(?)の話です。
ここではプロローグだけ紹介、
高校の野球部に所属している、高村・昴(たかむら・こう)は日々の日常に冷めていた。
野球は、好きだからやっている。別に勝ち負けにはこだわっていない。
ある程度のことは別段必死にやらなくてもできていた。それが余計に、高村のやる気を削げさせていた。
いつものように部活が終わり、電車が来るまでの10~20分、近くのゲームセンターでなれている格闘ゲームで時間を潰していた。
いつものようにやり、そして帰ろうとしたとき、高村はとあるSTG(シューティングゲーム)の前に人だかりができているのを見る。昔、高村もやったことがあるがすぐにやられたので、それ以来やってないやつだった。
ゲーム機の下の基盤のところをいじっているようだった。
そして画面に映る、VERYHARDの文字。
いじっていた人が出てきて、横にいる細身の人に話しかけているのを見る。
すると細身の人が、ゲーム機の前に座り、プレイを始める。
このひともいいとこまでは行くだろうが、どうせすぐ終わるだろう。
だが、このゲームプレイを見ることが、高村の人生を大きく変えることになる…。
…こんな感じですかね。たぶん、きっと。
最初、本のタイトルでもある、速射王ってどこに繋がってるのかが全くわからなかったですねw
読んでいくうちに、わかりますけどねー。いやぁ、相変わらず描写が細かいことー。
気になったら即・読・書!面白いかそうでないかは読んでから決めましょう。読まず嫌いは人生の最大の敵だと思いますよー(・w・)ノ
とりあえず、続きにはネタバレ含みますのでご注意をー。
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読んだ感想(ネタバレ含む編)
STGちょーーーーーーやりてーーーーーーーーー!!!!!
って、なってました。電車の中で。
そして、高村くんが感じているやりきれなさ。
うぁがぁぁあぁぁ!!!!!
って、なりますよね。なりますよね?
まだ上巻しか読んでないんで、このあとどうなるかわかんないんですけど、まぁ岩さんとのハッピーエンド希望。
おそらく、高村くんの恋のライバルは仲と見た!
まぁ、それっぽい伏線がこれでもかというほどハッキリと引かれてましたからね。ソリャワカルカ。
小山田先生もいい味出しちゃって…、でも高校でお酒飲まないで、それはダメデショw
高村くんがいろいろと、翻弄されまくっている感じが印象にのこってますね。
どんどん蓄積されていく問題、まず解消することとして、とりあえず竹さんに言われた、大速射をクリアしようと躍起になるところとか。そのせいで岩と仲違いするとか。
自分も怒首領蜂とか東方STGとかやったことあるのですが、確かに行けてステ2、良くて3ですねぇ。あんましうまくできんの。
まぁ、怒首領蜂は敵弾の大半が自分に向かってくる弾なんですがねぇ。
読んでて、自分がプレイしているような感覚に陥ってしまいましたよ~。
ちょんよけとか、安全地帯とか。あと、当たり判定とか、動きすぎることで自分からあたりに行ってたりとかも。
いやあ~、読み応えありました。
あと、クロニクルとかホライゾンみたいにはっちゃけるようなことが一切なかったのも印象的でしたね。人が吹っ飛ぶことがなかったですからw
下巻は一応買ってはあるのですがまだ読んでない感じで。
読み終わったら、まぁ、ね。
あれ、下巻の内容って上巻読んでないひとからするとほぼネタバレじゃね?
と思ったのはついさっきだったり。
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